(改)鞄についてのムック本

2007年5月
鞄スタイル (No.1) (ワールド・ムック (627)) ムック
こんなムック本が少し前に発売されています。
ムック本は大抵、メーカーの公告が挟まっていて、そのメーカーの提灯記事が沢山載っているもんです。
このムックもある程度そうなんですが、なかなか鞄好きにも読ませる内容になっています。
豊岡が日本最大の鞄産地だという記事や、鞄供養の記事なんか面白い。
特にTUMIについては「TUMI進化論」とお題を付けて特集されていました。
TUMIに1995年に入社してからデザインに大きな影響力を発揮しているティム・フェイトン氏のインタビュー記事は珍しいんじゃないだろうか。

記事の中での写真ではオレンジ色のシャツにウォッシュ加工されたジーンズという服装でかなりカジュアルなのに、LXTコレクションのラグジュアリーな点を熱心に語るティム氏が印象的だ。
ここでティム氏への一ユーザーからのお願い
LXT等の高級路線・カジュアルなT-tech等の商品を増やすのも良いですが
一番基本のブリーフケースをこのまま正常進化させてアメリカ国内と日本等の外国の価格差をもう少し縮めて欲しいです。
ティム氏と言えばトヨタのオーリスTUMI特別仕様車が発売されています。
スペシャルサイトAURIS × TUMI Special Site を見るとクリエーターズ対談という記事のリンクがありティム氏が登場していますね。
読んでもらうとわかるんですがティム氏はデザイン担当副社長だったのです!
その対談でのティム氏の発言を少し引用させてもらいます。

「もちろん、アメリカでもビジネスパーソンの定番であり、ステータスでもあります。やはり、アメリカのビジネスパーソンのライフスタイルを大きく変えましたね。現在コアとなっているユーザーは、長年ご使用いただいているロイヤルなユーザーがとても多くて、「TUMIフリーク」という言葉も生まれたぐらいです。」

 私のアメリカで仕事をしている友人からのTUMIの評判は”タフなバッグ”という感じだったんだけど・・・。
ステータスだとか思って持ち歩いた事が無いので、もう少し物をしっかり運ぶ道具としてのTUMIを印象づけてくれたほうが嬉しいな。
 特別仕様車自体はT-techのデザインをイメージした特別装備が満載という感じです。車の買い替え次期だとして購入候補に上がるかと言えば、今のところ無いですね。オーリスという車に特に不満があるというわけではありませんが、TUMIの内装に囲まれて運転したいと思わないんです。不思議ですね。
Ducatiコレクションでは、バイクメーカーDucatiのイメージをTUMIのバッグに取り入れました。クールで印象的だったと思います。で・・・・例えばトヨタコレクションを作ろうとしてトヨタのイメージをTUMIのバッグに取り入れて成立するだろうか。トヨタはカローラからレクサスまで幅広いラインを持った巨大企業のイメージがあり、プリウスを除けば無難なデザインで広くユーザーを獲得する巨人というイメージなんですよね。
 私としてはTUMIのブリーフバックのガシガシ物を入れてしっかり運べて鞄を持つ満足感もある点から、一番下のグレードから安全装備を全て標準装備しているような車がTUMIと重なる。
育ち盛りの子供を持った父親的な視点だろうか。

 今後、新たにビジネス向けの洗練されたナイロンバッグブランドが参入し、アウトドアブランドの堅牢で疲れにくいビジネスバッグも増えていくとTUMIのブランドイメージの軸を何処に置くか難しい舵取りが必要になりそう。

kusunoki
関西在住 写真撮影とガジェットが好きな男性・ Foreign Exchange(FX)も